2019年6月23日日曜日

江戸時代の古い町並み


こんにちは。
弘前城の北の門を出てから、すぐのところに伝統的建造物群保存地区があります。昔は、こちら側が、お城の正面だったらしく、 お城に務める武士の屋敷が多く建っていたらしいです。

お城に一番近い「石場家住宅」は、ギリギリ外側で、保存地区には入っていないのですが、古い商家の雰囲気がいい感じでした。角地の大きい敷地なので、いわゆる豪商だったのかな。今はお酒などを売っているお店でした。100円で中を見させてもらいました。





広い土間のところから中を見ると、広い板の間の真ん中に囲炉裏があります。現在も実際に住人の方が住まわれているそうです。反対側の、土間の台所には、今も使われているような、お醤油や調味料、ザルやボール、お鍋、洗剤、スポンジなどが置かれていました。何だか広すぎて落ち着かないですねー。夜、ひとりになると怖そうですね。

でも以前にどこかで、古い家は人が使わないと、どんどん古びて朽ちてくると言う話を聞いたこともあります。こんな風に人が出入りして、風を通したり歩いたり触ったりすることで、家は生き続けるんだなあ。

ツヤツヤした板の間、高い天井、分厚い屋根、程よい隙間風は夏の暑さをしのげそうで 、ちょっとうらやましい。逆に冬は寒いんだろうなあ。





さて、 保存地区に入っていきます。電柱の地中化が進められて、青空がスッキリと見えますね。サワラの生け垣の家が多く並んでいます。道は石畳が敷かれています。




無料公開している住宅が数件あります。古い門構えが良いですね。奥へ続く庭も素敵。





中のお座敷にも入れます。





武士は、商人に比べると、結構質素な暮らしをしていたらしいです。





茅葺きの屋根もきれいに手入れされています。庭木も当時のままなのかなあ。昔の景色がそのままあるみたい。





暑いですねー。クラクラします。




二軒目に訪ねた武家屋敷。窓から素晴らしい眺め。岩木山が見えています。残念ながら、今日は、雲がかかっていて、見えるのは下半分だけ。


もう二軒、公開している昔の住宅があったのですが、疲れてしまって、ここで終わりにしました。今になって思い返せば、軽い熱中症だったかもしれません。連日、ホテル泊まりで寝不足が続いていて、いろいろ美味しいものを食べすぎて、胃腸も弱り気味。

弘前公園を歩いていた時間は曇っていたし、木陰が多かったのですが、古い町並みを歩き出す頃から、強い日差しの中を歩いていました。軽い吐き気とだるさで、ヨロヨロと歩いてようやくバスに乗り、弘前駅に帰りました。

駅ビルの中の、焼きたてパン屋さんに入って、座っていたら回復しました。はあ、熱中症になるなんて、思いもしませんでしたが、意外と簡単になるんだなあ。寝不足はいけませんねー。

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