2019年6月22日土曜日

リゾートしらかみ


おはようございます。
東北の旅の二日目は、だーりんが一番楽しみにしていた列車に乗ります。秋田駅から弘前駅まで、「リゾートしらかみ」と言う観光列車に乗って移動します。ただ、ずっと乗っているだけでなく、途中の停車駅や車内で、旅行者を楽しませるいろいろなイベントがあります。

乗車する人はほとんどが観光客です。みんなワクワクしています。座るとすぐにアルコールやつまみを広げて楽しんでいました。





東北でも田植えはすっかり終わって、車窓は一面の田んぼが多かったです。広いねー。北海道みたい、見渡す限りの田園風景だなあ。





能代駅で停車中に、地元の人達から歓迎のもてなしを受けました。ホームでは、お囃子の演奏でにぎやかでした。

こんな風にプチイベントがある停車駅では、15分~20分くらいの時間があるので、みんな列車を降りて写真を撮ったり、駅の売店でお土産や駅弁を買ったりして楽しみます。





能代はバスケットが盛んな街なんだって。能代工業高校は、あの田臥勇太選手もプレーしていた、バスケットが強い高校だったらしいです。バスケットのシュートが入れば、景品プレゼントがもらえました。私もだーりんも見事、シュートが決まりましたー。ヤッター!


他にじゅんさいの名産地の最寄りの駅(東能代駅かな)では、何と、「流しじゅんさい」を体験できました。ポン酢の入った容器と割り箸を受け取って、流しそうめんのように流れてくるじゅんさいをつまんでいただきます。普通につまむのも難しいニュルニュルしたじゅんさいを、流水の中でキャッチするのは大変(笑)15分の停車時間で、みんながワイワイ食べて、ワイワイ列車に戻ります。

摘みたてのじゅんさいだったのか、じゅんさいはとても美味しかったです。過去に懐石料理で上品に食べたことはありましたが、それよりも大きくて歯応えもあり、味わいがありました。じゅんさいをこんなにもりもりと食べたのは初めて。すごい栄養もあるらしいですねー。





列車が五能線に入ると、海岸線にそって走ります。日本海らしい海岸線は、ゴツゴツした岩が見えて迫力がありましたー。こんな曇り空も、いかにも日本海らしい色。





迫力ある奇岩!
車掌さんから、「このあたりが見どころの景色ですよー」とアナウンスがあると、みんなカメラやスマホを持って、窓際に寄ってきます。私たちの座席は、海岸とは反対の白神山地側だったので、デッキなどで写真を撮りました。


写真は撮れませんでしたが、津軽三味線の奏者の方が列車に乗り込んで、生演奏を聴くことも出来ました。津軽に来た雰囲気を盛り上げてくれます。2人の方の連奏はすごく盛り上がるー!





北国の果てに来た感じがします。同じ果ての地でも、北海道とは少し違う雰囲気ですね。


途中の千畳敷駅の停車時間では、波打ち際まで迫っている岩畳の海岸まで、歩いて行くことが出来ました。写真撮り忘れちゃいました。どんよりとした梅雨空でしたが、今日は雨には降られずに、良かったわー。列車を離れたお客さんのために、発車時間を知らせる汽笛が「ポー!!!!」と鳴ると、みんな急いで列車に戻ります。





とにかく緑色がきれい。森も田んぼも。


津軽弁の語り部の方が、昔話を語ってくれる時間もありました。温かみがある言葉で、優しく語りかけてくれます。でも、パンフレットを見ないで聞いていると、何て言っているが全然わがらねぇー。





青森に近づいてきたねー。車窓からりんご畑が見えています。ちょっとピンぼけ。まだりんごの実はなっていないね。

りんごは食べられないけれども、途中の駅で乗り込んできた地元のお菓子屋さんが、アップルパイを車内販売していましたー。写真はあとでー。





弘前駅に到着したよー。
今日乗ったリゾートしらかみは、こんな列車。他にも素敵な列車があるみたいです。色やデザインが違うんだって。

5時間近くの楽しい列車旅でした。

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