2019年8月24日土曜日
女神の土偶
こんにちは。
数年前に、茅野市の土偶のことを報じたニュースが、なんとなく頭の片隅に残っていました。そして、同じ頃、たまたま通りかかった茅野駅に貼られていた大きなポスターも、うっすらと覚えています。
それ以来、土偶のことはずっと忘れていたけれど、今回だーりんが、旅の予定に、この博物館を入れてくれました。国宝の土偶が展示されているんだって。
館内は、撮影禁止、だと、すっかり思いこんでいたのだけれど、撮影してもOKだったみたいです。残念。国宝は、この2つの土偶です。
右が、国宝の「縄文のヴィーナス」、左が、数年前に国宝になった「仮面の女神」です。実物は、どちらも高さ30センチ前後の大きさです。ガラスケースに入っていて、前からも横や後ろからもじっくりと見ることができました。縄文時代の人のセンス、考え方や、大切にしていることなど、いろいろなことを想像しながら、楽しく鑑賞できました。
他にも、縄文土器がたくさん展示してあります。ガラスケースに入っていない、むき出しの展示もあって、手が届きそうな展示にびっくり。(もちろん触ってはいけません)赤い土の表面のザラザラ感など、質感を感じることができました。
考古館の裏の庭には、竪穴式住居の復元展示もありました。自由に中に入れるみたいです。暑かったので、私達はパスしました。小学校のときに社会見学で行った、静岡県の登呂遺跡を思い出したー。
地味な印象の考古館ですが、意外と楽しめました。予約すれば、縄文土器を作る体験学習もできるみたいです。イベントや講座も行われているらしいです。
最近、大阪の百舌鳥古墳群が世界遺産になったし、時代は違うけれども、昔の人の暮らし方や考えを、これからも想像してみると面白いかもー。あたりまえだけど、遺跡って私たちの祖先の人間がいた証だよねー。
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